25年前のこと

秋の空を眺めていたら
ふと思い出したことがありました。

さかのぼること25年前、
長男がまだ2歳半だったころ。

まだ生まれて間もない次男を
ベビーカーに乗せて、
長男は歩かせて
近所のスーパーに
買い物にいきました。

よく歩いたね
ごほうびにアイスのカップを買ってあげると、
溶けちゃうから
と言うのも聞かず
小さな手にカップを握りしめて
走ってかえりました。

ちょうど
今日のような青空の下
何度となく繰り返された光景でした。

今にして思うと、
胸のおくがキュンとなる
思い出の1ページです。

ですが、
あの頃のわたしは、
まだまだ未熟で、
心から子育てをたのしむ
余裕なんてありませんでした。

今が一番かわいい時期だよ
と、先輩ママに言われてもピンとこず、
何かに追い立てられ
焦ることばかり。

この子は発語が遅いですね。
と言われては焦り、
視線があわないといっては
発達障害をうたがう...
そんな日々だったのです。

あの時の倍以上を生きた
今のわたしなら、

たとえ、
この子に何かハンディがあったとしても、
それは取るに足らないこと。
この子の存在価値を落とすものではない。

そう言ってあげられますが、
新米ママにこの気づきは、
ちょっと難しいかもしれません。

何度も道にまよい、ぶつかりながらも
なんとか子育てを卒業した
今のわたしにできることは、

現在進行形で、
子育てに悩んでいるママを
元気にすることだと思います。

いつでも相談にきてくださいね。

brownie.ado@gmail.com

 

f:id:ado-therapy:20190928002431j:plain