ストレスとアレルギー

アレルギー体質とよくいいますが、

 

遺伝的におきる場合と、
後天的な理由でおきる場合の
2通りがあります。

 

ストレスは、
アレルギーの原因も作り出していることを
ご存じですか?

 

胃酸は、
塩酸のような強い酸性の消化液です。
食物を消化するほかに、

 

胃の中を酸性に保つことで、
食物の腐敗を防いだり、
取り込まれた菌の殺菌をしています。

 

肉や魚、大豆といったタンパク質は、
胃酸のはたらきで、

吸収されやすい大きさの
アミノ酸分子に分解されてから、
小腸へと運ばれます。

 

小腸の粘膜は、
細かい網目状になっていて、
未消化で粒子の粗いものは吸収されず、

そのまま大腸に運ばれ、
便となって排泄されます。

 

ところが、
ストレスにさらされてしまうと
胃のはたらきに乱れが生じます。

 

食べものもないのに、
胃酸が出続け、
胃壁を傷つけてしまうのが
胃潰瘍ですが、

流れ出した胃酸が小腸まで届くと、
小腸壁まで傷つけてしまいます。

 

小腸の粘膜は、
細かい網目状になっていて、
粒子の大きいタンパク質は
吸収されなくなっているのですが、

 

胃酸に傷つけられてしまうと、
網目が大きく広がり、
ふつうは吸収されることのない
タンパク質の分子までが
吸収されてしまうのです。

 

これに対しては免疫システムは、
体にとって有害な
「異種タンパク」と判断して、
抗体を作り出します。

 

するとアレルギー反応が出て、
食事のたびに体にかゆみが出たり、
化学物質に対する過敏症になったりするのです。

 

アレルギーはこじらせる程、
治療に時間がかかります。

 

そうならないためにも、
過度なストレスは積極的に手放しましょう。

 

brownie.ado@gmail.com

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