攻撃よりも防御

攻撃は最大の防御である...
 
といったのは
 
一体誰だったのか
 

これは

世界に共通することわざだそうで、
 
紀元前500年頃の孫子にも
記述があるそうです。
 

本来の意味は
 

攻撃が
 
自分の側にあるチャンスを
最大限に生かすことであり、
 

防御する相手側の
チャンスを潰そうとすること。
 

相手に
攻撃のチャンスを
与えないことが、
 

優秀な防御手段である。
 

ということだそうです。
 
 
 
わたしは
 
 
これまで
ちょっと違う意味に
取っていて
 

自分が攻撃されそうになったら
 
その前に
こちらから
攻撃手段に出る。
 

そんなふうに思っていました。
 

なので、
 

今日は
後者の意味で
お話させていただきますね。
 
 
 
わたしは

まさに
 
「攻撃は最大の防御」を
実践してきた一人ではないかと
思っています。
 

なにか
人から非難されそうになったり、
 
言ってほしくないことを
言われそうになったとき
 
その雰囲気を察して
 
その相手を
跳ねのけるような
ことを言う。
 

そうやって
自分を守るわけです。
 
 

わたしは、
 
趣味で
テニスをするのですが、
 
 
テニスのプレーにも
そんなところが出ているようです。
 
 

わたしより
20歳も若いコーチから
こんなことを言われています。
 
 
「自分から決めに行って
 ミスをするより、
 
 丁寧にプレイして
 やられた方がまだいい。
 
 やられた後の
 準備をしていたら
 
 必ずまた攻撃のチャンスは来るから」
 
 

はじめは
 
本当にそうかな...
と、
半信半疑だったのですが、
 
 
だんだん
その意味がわかってきました。
 
 
 
 
最近
 
知り合った人に対して
やってしまいました
攻撃は最大の防御。
 
 
 
当然
その人は去っていきました。
 

おそらく
とっても傷ついて。
 
 
わたしは
 
自分が傷つくのがイヤで
 
そうなる前に
その人を突き放したかんじです。
 

今になって
胸がうずいています。
 
 
どうして
もっと寛容に
相手の話を
聞いてあげられなかったんだろう。
 

仮に
それで自分が傷ついたとしても
 

その後の準備をしておけば

立ち直ることだって
できたはずなのに...
 
 
 
おそらく

この先
二度と会うことのない人を
傷つけてしまったことが
 

わたしの心の
小さな傷となって痛んでいます。
 
 
 

年頭の抱負として
 
 
長男が
「一期一会を大切にしたい」

言っていました。
 
 

わたしは
 
50を半ばも過ぎて
 
若い人たち
教えられてばかりいます。
 

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