無気力になってしまったら
「無気力」を別の言葉に置き換えると
やる気が出ないとか
だるいとか
何もする気が起きないとか・・
要は、
思考停止してしまって
動けない状態を言います。
ADOです。
あなたにも経験ありますか?
軽い無気力なら
ゆっくり体を休めて
体力が回復すれば
復活してくるものですが、
長引いてしまうと
「自己卑下」にもつながり
回復が難しくなります。
無気力の症状がひどいときは
身体的な病気が
隠れていることもありますから
2週間も続くようなら
我慢しないで
内科を受診してみてくださいね。
今回は
身体的な病気が原因ではない
無気力についてお話します。
どうして
無気力に陥ってしまうのか
原因のひとつが
「失敗」の連続で
やる気を失ってしまうこと。
私たちがやる気を継続できるのは
行動に対する
報酬があるからで
いくら
報酬のためにやっているんじゃない
と言っても、
期待する何かはあるはずです。
それは金銭に限らず
試験の合格だったり
仕事の成果だったり
感謝の言葉だったり・・
「成果」が報酬になり
それをエネルギーに変えて
行動を続けられるんですよね。
反対に、
行動したのに
成果が出なかったり
期待外れだったり
感謝されなかったりすると
拍子抜けして
やる気がなくなってしまいます。
長い夫婦関係や
パートナーシップが破綻するときも
無気力が関係しています。
不仲になっても始めのうちは
まさか破綻するなんて
想像もしないでしょう。
人が寄り添う関係は
ゴムひもに似ていて
多少心が離れても
また元に戻そうとする力が働きます。
でも、
何度も何度も引っぱられると
ゴムは伸び切って
もう元には戻らなくなりますよね。
失敗を繰り返すたびに
心をつなぐゴムは伸縮性を失い
無気力になって
関係修復ができなくなるのです。
仕事やスポーツでも
同じことが起きます。
なかなか
結果が出せないことが続くと
気持ちのどこかで
「また負けるかもしれない」と
思ってしまうので
頑張ろうとする気持ちに
ブレーキがかかり
全力を出すこともできず
結果
予想通りの「失敗」に
終わってしまうのです。
この経験が積み重なることを
「学習性無力感」といい
こうなると
抜け出すのも難しくなります。
さて、
無気力になる理由がわかっても
そこから抜け出すのは
難しいように思えますね。
こんなとき
どうして
こうなってしまったんだろう・・と
原因を探してしまいがちですが
原因探しはしないことです。
原因がなにか深読みしても
それが何かわからず
泥沼にはまってしまうから。
それと
面白いものを見つければ
意欲が湧いて
またやる気が出るだろう
・・という考え。
間違ってはいないのですが
面白くなければ
意欲もわかない
・・というふうに考えると
これも、また
うまくいかない原因になります。
だって
ひとつのことを長く続けていれば
必ず壁にぶつかることは
ありますから。
そこをちょっと
辛抱して乗り越えないと
本当の上達はないし
面白味だって
わからないままだからです。
面白いからやる
面白くなくなったらやめる
・・を繰り返していると
成功体験がないので
また無気力へと
戻っていくしかないのです。
無気力がひどくなる前に
やるべきことは
とにかく、まず動くこと!
動かない時間が長くなると
「もし、○○だったら
△△できるのに」
という考え方しか
出来なくなるんですね。
「出来る条件がそろわないと出来ない」
その考えは、やがて
「うまく出来るわけないから
やらない方がマシ」
に変わって
どんどん
行動を避けるようになるのです。
ですから、
無気力から抜け出すには
考えるより先に
体を動かすことが大事。
やりたくなくても
面白くなくても
特に意味がわからなくても
なんでもいいから
家の外に出て
体を動かしてみて
止まったエンジンを
もう一度
かけてみることが大事です。
最近、無気力が続いてるなぁ
・・と思ったら
考える前に行動
ぜひ、試してみてくださいね。
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