本当は自分に問題があるのに

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友人の紹介で、近々会うことになる人の話。

 

その人とは少しだけLINEでお話した。

 

友人から私のことを聞いて、一度相談したいという趣旨だった。

 

娘について。

 

今の状況が心配で、本当は娘と会ってほしいのだけど、

 

本人は必要ないと拒否するので、代わりに会って

 

どうすれば娘を変えることができるのか

 

相談したいという内容だった。

 

そのときに、娘のことを「社会不適合者」と表現していた。

 

 

 

 

 

結論から言って、

 

娘に働きかけることはできても

 

変えることまではできないと思う。

 

娘の問題は本人にしか解決できないから。

 

 

 

それより、わが子を「社会不適合者」と言ってしまう

 

心の状態が心配になる。

 

そのためにも、会う必要があると感じた。

 

 

 

 

その人が、どんな人なのか

 

紹介してくれた友人の話を聞くうちに

 

わかってきたことがある。

 

 

 

いわゆる「いい人」タイプで

 

人に嫌われるのを恐れ、いつも周りを気にしていること。

 

それなのに、なぜか行く先々で

 

人間関係のトラブルに巻き込まれ

 

今はストレスで体調を崩していること。

 

ただ、味方になってくれる友人だけには心を開き

 

グチの聞き役になってもらっていること。

 

そのグチは始まると止まらなくなり

 

相手の都合も考えられない程、話し込んでしまうこと。

 

 

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この状態を「心の病気」とは言わないまでも

 

それに近い印象を受けた。

 

つまり、この時点で手を打たないと

 

本物の心の病気に発展しそうな予感がする。

 

 

 

 

ただ、こういう場合、当の本人に

 

自分は危ない所にいるという認識がない。

 

起きてしまった事柄に反応するだけで

 

自分に原因があるとは思っても見ないのだ。

 

 

 

 

でも、現実的に考えて

 

自分になんの問題もないのに

 

家庭の中でも外でも

 

トラブルが続くなんてことがあるだろうか。

 

 

 

勇気の要ることだけど、状況から見て

 

自分になにか原因があると思った方がいい。

 

 

 

 

周りのせいにせず、自分の中にある問題を探して

 

修正して行った方が、解決が早いと思うのだ。

 

 

 

 

その人の場合なら

 

自己肯定感の低さや、認知の歪みを修正すれば

 

状況は変わって行くと思う。

 

 

 

時間はかかるかもしれないけど

 

本人が変わりたいと思えば

 

人は変わりたい方向へ変わることができる。

 

 

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