夫の退院と私のスキップ

 



夫が今朝退院してきました。

 

 

今回は治療方針が変わり

 

これまでより強い抗がん剤

強い副作用が出ていたため

入院生活が長引いていました。

 

 

1か月半ぶりに見る夫の顔は

いつもよりほっそりして

少しやつれて見えました。

 

 

そんな夫が口にした言葉は

「たこ焼きが食べたい~」

 

 

そこで

 

少し家で休憩した後

買い物も兼ねてイオンに出かけ

 

フードコートで

たこ焼きを注文ました。

 

 

熱々出来立てのたこ焼きを

ふうふうしながら頬張る夫。

 

 

病院食とは違う

ちょっとジャンキーな味に

大満足の様子でした。

 

 

 

体力の回復に

もう少し時間はかかりそうだけど

 

 

一時はどうなるかと思う程

衰弱していたことを思えば

 

 

ここまで回復できて

本当によかったです。

 

 

 

とは言っても

 

治療はこれで終わりではなく

 

ここから

さらに厳しい治療が続きます。

 

 

それを思うと

どう声をかけたらいいものか

悩みますが

 

 

今度こそ

寛解の可能性が見えてきたので

 

 

それを励みに

頑張ってもらうしかありません。

 

 

だから

 

この退院期間中は

次の治療に備え

 

 

食べたいものを食べ

やりたいことをしながら

 

 

ゆっくり英気を養ってもらえたら

と思っています。

 

 

 

一方で

 

今は私にとって

貴重なスキップの期間でもあります。

 

 

私たち夫婦は

お互い体調の良い時はあっても

期限付きなので

 

 

その貴重な時間を無駄にしない

と決めています。

 

 

そこで今回も

夫が入院中ではありましたが

 

 

前から予約していた

紅葉狩りのバスツアーに

友人五人と参加してきました。

 

 

行き先は

 

紅葉の名所として有名な

岐阜県の飛騨美濃せせらぎ街道と

 

長野県の上高地

 

 

うまい具合に

 

旅行の間だけ切り取ったように

お天気に恵まれ

本当にラッキーでした。

 

 

四季がある日本って

素晴らしいですね。

 

 

寒い冬が来る前の

 

ほんの一瞬の

自然が織りなす美しい色彩を

 

しっかり目に焼き付けて

帰ってきました。

 

 

それと

 

誘ってくれる友達の存在が

とっても有難い。

 

 

 

私は病気をする前より後の方が

 

なぜか幸せを感じる時間が

増えました。

 

 

病気知らずで

目標に向かい

自分を追い込んでいた頃の私には

 

そんな心の余裕がなかったのです。

 

 

皮肉な話ですが

 

病気を受け入れることで

願っていた穏やかな暮らしが

手に入りました。

 

 

だから

人生は面白いんですね。