
うちの夫は63歳で
早期退職することになりました。
本当なら65歳になるまで
延長雇用するはずだったのですが
入院治療が長引いて
富山での単身赴任が難しくなり
予定より2年早く
退職の運びとなりました。
人生100年時代と言いますから
もっと長く働く人が多い中で
63歳でのリタイアは
少し贅沢なのかもしれません。
ただ、それも
「健康ならば」という
但し書きがあればの話。
うちの場合
働く意志はあるのに
突然、その機会を
断たれたケースですから
やはり贅沢とは言えないのです。
ですが
半面
もう働かなくていいと思うと
ホッとする
という本音もあるようで
やはり
サラリーマンとして働く重責は
大きかったようです。
世の中の全ての働く皆さま
本当にお疲れ様です。
私は働くことから退き
時間や責任に縛られない自由を
味わっています。
もちろん
働くことによって得られる
喜びとやり甲斐はありますし
なんと言っても
私は社会に必要とされたくて
その欲求に突き動かされるように
働いていました。
社会を動かす
小さな小さなコマの一つとして
存在することが
私にとっての喜びだったからです。
でも
いくらそう願っても
いつか
そのコマの役割が
果たせなくなる時は来るもので
それは
人生が終わりに近づいている
サインだと思うのです。
そうなると
その残された時間は
自分の好きなことに使うための
神様が用意してくれた
プレゼントだという気もします。
夫は来週
次の入院を控えているのですが
その前に
美味しいものを食べておきたいし
40年間勤め上げたことを
労ってほしいと言うので
その両方を叶えるべく
家族でお祝いする時は
いつも「ここ」と決めている
ならまちにある
フレンチレストラン
「めしあがれ」を予約しました。
違った季節に行くと
前菜の内容が変わり
それを味わうのもまた
わが家の
楽しみの一つになっています。
古民家の落ち着いた雰囲気と
安定の美味しさで
いつも私たちを
満足させてくれるお店。
この日はめずらしく
デザートのタイミングで
オーナー自らが顔を出し
なんと息子たちと
政治の話で意気投合し
お喋りに花が咲きました。
政治について語る息子たちに
成長を感じる
という感慨もプラスして
思い出に残る
素敵な夜になりました。