
今年に入って2回目の
治療日が巡ってきました。
年末年始は
スキップが多かったので
少々風邪を引こうが
体調が悪かろうが
なんとか気持ちで乗り切って
3回の治療を!
と意気込んで
いつものように
1時間半高速を運転し
がんセンターに到着したのです。
この日は
3か月に1度のCT検査の日。
お正月の間も
私のガンはちゃんと
大人しくしてくれていたのか
気になります。
途中
検査技師の人が
私の変な咳に
心配してくれましたが
「ハッキリ撮れましたよ~」
という言葉に安心して
検査室を出ました。
そこから診察まで
待つこと2時間半。
病院で待つのには
慣れている私ですが
それでもこの日は
しんどかったせいもあり
いつもより
ずっと長く感じられました。
ようやく順番が来て
診察室に入ると
「体調どうですか?」という
主治医の心配そうな一言。
「抗がん剤で
免疫力が落ちているのか
風邪が全然良くならないんですよ」
とガラガラ声で
なんとかそう答えると
今度は主治医からまさかの
「あなた肺炎になってますよ」
先程の胸部CTには
肺炎を示す白い影が
ハッキリと映っていたのです。
それで納得がいきました。
熱が下がってからも
たんが絡んだ咳が止まらず
胸が苦しくて
動きたくなかった理由が。
当然
こんな状態で
抗がん剤治療は受けられないので
処方された抗生剤をもらい
大人しく
家に帰ることになりました。
で、
その時ふと思ったのです。
私めちゃめちゃ頑張ってるな、と。
38度代の熱があった時
ちょうど夫の入院と重なったので
私が運転して
夫を病院まで送りました。
体がしんどくても
少し眠ったら
これで大丈夫!
と自分に言い聞かせ
買出しに出かけ
家の用事を済ませ
家族と自分のために
食事も作っていたのです。
肺炎と気づかなかったから動けた
というのもありますが
たとえ知っていたとしても
私は
同じようにしたと思います。
そう。
私は「はたらく病人」だからです。
病人だからと言って
以前と気持ちが
変わったことはありません。
元気な頃より
少々休憩が増えただけで
他は同じ。
それよりも
働けるって
素晴らしいと思います。
「自分がやらなきゃ」という
犠牲的精神からではなく
私はあくまで
自分がやりたいからやるのです。
働きたくても
働けなかった経験があったから
余計に
そう感じるのかもしれませんね。
病院の帰り
1階のカフェを通りかかった時
はたらく私に
何かご褒美をと思いついて
ちょっとお値段のする
ショートケーキを2つ買いました。
家について
温かいミルクティーを淹れ
ケーキの上品な甘さに
心から癒されました。