孤立がこわい
あなたは、これまで
完全にひとりぼっちになったことが
ありますか？
本当に
自分の周りから
誰もいなくなってしまったこと。
そういう気分に
なったことはあっても
実際には
完全に孤立したことなど
ないと思うのです。
そんなこと
めったにないことなのに
なぜか孤立するのがこわい
それは
社会的にも、生物学的にも
一人では生きていけないことを
私たちのDNAが
知っているからでしょう。
人に嫌われたくないのも
嫌われる＝孤立する
を、
連想するから。
そのために
自分の言ったこと、したことに対して
周りからはどう見えているか
無意識に、ときには意識的に
チェックしながら
自分の立ち位置を確認し、
周囲の反応によって
行動を選択した結果
今の私たちがあります。
私は一人でいるのが好き
と言う人でも
実際は
同じようにやっているから
人として
社会に溶け込めているのです。
ただ、
溶け込もうとする意識が強すぎて
苦しむこともあります。
それが
誰かに嫌われた時です。
どんなに言葉や行動に
気を使ったとしても
嫌われてしまう時
ありますよね。
たとえ
自分もその人のことが嫌い
だとしても
嫌われたら辛いと感じます。
自分のどこかに
落ち度はなかったか
反省したりもしますが
実は、それ
あなたの問題ではないのです。
なぜなら、
誰かを嫌いになるのは
その人自身の問題だから。
あなたにも経験ありませんか？
嫌いな人が現れた時
その人のイヤな面を
いろいろ探し出して
嫌いな理由を
正当化したくなること。
でも、
本当は
もっと生理的なもので
好き嫌いに
理由なんてないんですよね。
それが証拠に
人によっては
同じことを言われても
されても
気にならないことだってあるでしょ？
ということで
たとえ嫌われたとしても
その人の問題であって
あなたに落ち度はありません。
それに
その人ひとりに嫌われた
または
一つの集団から
外されたからと言って
完全に孤立したわけではない。
なぜなら、
嫌われることと孤立することは
全く別の次元だからです。
もしも、
孤立したように感じた時は
外の世界に目を向けてみてください。
そこには
あなたと同じ思いをしている人が
たくさんいます。
そういう意味でも
あなたは一人ではないのです。
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