私に出来ること

 



梅雨が明けたかと思ったら

今度は連日の猛暑続きで

 

 

毎年のことながら

こう暑くなると

 

梅雨の方がまだマシかと思ってみたり

本当に悩ましいですね。

 

 

わが家は今

外構工事真最中のはずが

 

業者の都合で

1週間の中休みに入っており

束の間の静かな時を過ごしています。

 

 

現在の工事の状況は

離れの家屋やフェンスなどが

取り壊され

 

家の周りを取り囲むものが

すっかり無くなって

 

ガラ~ンとむき出しの状態。

 

 

でも、

その景色もまた新鮮で

気に入っています。

 

 

来週からまた

工事が再開されますが

 

どんな完成図にしたいのか

構想はあるものの

 

出来上がってみるまでは

やはりどうなるかわかりません。

 

 

不安と期待で一杯ですが

 

そうは言っても

母屋のリフォームの時と同じく

 

きっと

想像した以上に気に入るんだろう

と、そんな気がしています。

 

 

 

夫が一時退院してから

2か月が経ちました。

 

そして

いよいよ3週間後

二度目の移植を受けることになります。

 

 

前回は

次男からの造血間細胞移植でしたが

 

移植後1年で失敗したことがわかり

 

今回は

臍帯血による移植に挑戦します。

 

 

臍帯血移植にも当然ドナーがいて

 

その方の出産時に

採取したへその緒と胎盤の血液を

移植させてもらう治療法です。

 

 

次男に続き

こうしてドナーになってくださる方が

いらっしゃるのだから

 

 

今度こそは

ガンが再発することなく

 

正常に血液が造れることを

願うばかりです。

 

 

 

一方

私の方もこの月曜日に

3か月に一度のCT検査があり

 

お陰さまで

腫瘍は減少傾向にあるとのことで

ホッとしたのですが

 

 

喜んだのも束の間

 

主治医に

今は薬が合っているけれど

いずれは合わなくなって

変更を余儀なくされるだろう

 

そうなると

今より副作用は強く

身体に負担がかかり

 

薬の選択肢そのものも

二つしかなく

 

それが済んだら治療法はない

 

と、言われたのです。

 

 

良くも悪くも

真面目で正直な主治医なので

 

きっと

楽観視は禁物で

患者には現実を直視させよう

 

そう考えて言われたのだと思います。

 

 

そこで、私は

 

いつまで

この元気な状態が続くのか

 

いつ薬が効かなくなるのか

 

現時点でわからないのなら

 

その問題は横に置いておいて

 

一日でも長く

元気でいられることを願い

 

毎日を慈しんで生きよう

 

そう決めています。

 

 

いつもと違う旅行



 

昨日、一昨日の二日間は

愛知県犬山市方面を旅行し

 

一夜明けた今日

家でのんびり過ごしています。

 

 

 

やっぱり旅行はいいですね。

 

旅の道中は楽しく

気持ちも体もリフレッシュするし

 

家に帰れば帰ったでホッと出来る

 

だから

また次の旅行が楽しみになるのです。

 

 

今回は

岐阜に住む友人に会うのが

主な目的だったので

 

はじめは

私一人で、と思ったのですが

 

変な話

 

次の移植を控えている

夫のことを考えると

 

移植後は

当分旅行に行けそうもないし

 

 

私自身も

「万が一」が起きないと

言い切れないので

 

行ける時に一緒に行こう、となり

 

 

友人と会う時間だけは別行動にして

あとは名古屋・犬山観光を

一緒に楽しむことにしたのです。

 

 

 

実は

私がまだ独身で

ある酒造メーカーの社員だった頃

 

たった半年ですが

犬山に住んでいた時期もあり

 

私にとって

犬山は思い出深い場所。

 

大阪の実家に帰省する際には

 

交通費節約のため

近鉄特急を使っていました。

 

 

そこで

今回の旅行は

車でも新幹線でもなく

 

前から乗ってみたかった

特急「火の鳥」で行くことに。

 

大和八木駅から乗車し

名古屋までの1時間37分を

 

快適に

流れる車窓の景色を眺めながら

思い出に浸ることが出来ました。

 

 

 

お昼過ぎに名古屋駅に到着し

名古屋城を見学してから

 

名鉄に乗り換え

犬山へと向かいます。

 

ホテルで少し休憩した後

 

夕方日が落ちてから

ブラブラ街を散策しつつ

 

これも目的の一つだった

ひつまぶしのお店を目指しました。

 

 

薬味を載せたり出汁茶漬けにしたり

ひつまぶしは

四通りの楽しみ方が出来るんですね。

 

 

美味しいうなぎを堪能し

いい感じにお腹一杯になったところで

 

ホテルまでの道のりを

散歩しながら帰りました。

 

 

 

そして翌日は

約束していた友人との久しぶりの再会。

 

犬山城とその城下町を歩きながら

それぞれの近況について話は尽きず

 

美味しい田楽ランチを

ご馳走になっているうちに

 

あっという間に時間が過ぎて

 

気が付けば

「もうこんな時間?」と

別れを惜しみつつ

 

それぞれの場所へと帰って行きました。

 

 

 

木曽川がゆったりと流れる犬山の街は

昔の思い出のまま

変わることなく

 

温かく迎え入れてくれました。

 

 

こうして

旅行が出来ることに幸せを感じ

 

また

体調の悪化やケガもなく

無事に戻って来られたことに感謝して

 

今日も明日もそれから先も

 

毎日をずっと

大切に生きて行こうと思います。

 

 

 

片付け上手と生き様

来る日も来る日も

もともと住んでいた家に

取り残されている家財の移動や

 

取り壊し前の離れの

片付けに追われています。

 

 

離れの方は

 

骨董品のような家電に

古い着物・衣装ケース

布団・座布団・タオル類

雑誌やアルバム等々

 

どれも埃にまみれて放置され

物の墓場のような状態です。

 

 

こういうのを見ると

一つの時代の終わりを感じ

 

寂しさを覚えるとともに

 

やはりこの場所を

生き返らせたい気持ちになります。

 

 

 

そこで一念発起し

 

体調の良い時を見計らい

時間を一日2~3時間と決めて

どんどん片づけを展開しているのです。

 

 

手順としては

燃えるものと燃えない物と

資源ゴミに分け

 

入れる量や重さを考慮して

それぞれ45Lと30Lに詰めていく。

 

すると、あっという間に

ゴミ袋の山ができ

 

明日はそれらをゴミ焼却場へ

持ち込む予定です。

 

 

もちろん、これらの作業を

自分一人で出来るはずもなく

 

夫と分担しながら

 

重い家具については

休みの日に

息子たちの力も借りて運び出します。

 

 

最終的には

解体業者に撤去作業を

お願いするつもりですが

 

全ての処分を業者に頼むとなると

費用もかなりかかるようなので

 

出来ることは

自分たちでやっています。

 

 

 

実は

私は片付け上手と

人からよく言われるのですが

 

本人にあまりその自覚はなく

 

ただ

周りで片付けられない人の話を聞くと

やはり自分はそうなのかな

と思う今日この頃です。

 

 

 

私が思うに

片付けを進めるのに必要なのは

「思い切りの良さ」

これに尽きるのではないでしょうか。

 

 

思い出に引きずられる人は

なかなか捨てる決心が

付かないと聞きますが

 

 

こういったことは

性格の違いから来るもので

別に悪いとは思いません。

 

勿体ないからまだ使える

と考えるのも

 

生き様の一つのだと思うからです。

 

 

それは

人間関係にも通じていて

 

それほど親しい間柄でなくても

 

先々のことを考えて

今付き合っておこう

と考える人がいます。

 

 

一方で、私のように

 

それほど親しくないのなら

今は付き合うのをやめておこう

と考える人もいるのです。

 

 

これは持論ですが

 

どちらが正しく

どちらが間違っているとか

 

どちらが暖かい人間で

どちらが冷たい人間か

 

というような単純な物差しで

図れるものではなく

 

 

全ては

 

その人の生き様の違いから来るものと

私は思っています。

 

 

 

 

変化と運命



 

夫が一時退院してから

もう3週間が経とうとしています。

 

 

血液の数値がほぼ安定してきたので

次の治療が始まるまでの間

退院が認められたのです。

 

 

自宅待機中

毎回そうなのですが

 

ちっともゆっくりすることなく

 

連日草刈りに出たり

テニスやお花見に出かけたり

 

いつの間にかすっかり日に焼けて

とても病人には見えません。

 

 

疲れ切って

眠りこけている姿を見ると

 

無理せず休養すればいいのに

と思うのですが

 

私が何度止めても聞かないので

 

今となっては

本人が満足ならそれでいいか

と半ば諦めています。

 

 

 

私の体調は、と言うと

 

有難いことに

しつこい口内炎以外は

特に問題なく過ごせていて

 

このまま治療を変えずに

暑い夏を乗り切れたら

何も言う事はありません。

 

 

 

一方で

リフォームしたわが家は

今も変化を続行中。

 

古い離れの家屋や

昔ながらの

屋外トイレやお風呂を取り壊し

 

新しく駐車場と塀を

造ることにしました。

 

 

そのために

離れに置きっぱなしだった

ピアノを捨てるには忍びなく

買い取り業者に頼んだり

 

要らない物の処分をしたり

 

塀の内側に電線を引き込むため

関西電力に工事をお願いしたり、と

 

やることが山積み。

 

 

着工までにも時間がかかり

完成はさらに先になりそうですが

 

そこはリフォームの時と同様

辛抱強く

出来上がる日を待つことにします。

 

 

 

去年のお正月の時点では

リフォームなんて考えもしなかったし

 

母屋で暮らすなど

想像もしませんでした。

 

 

それが今では

ここでの生活が

すっかり当たり前になり

 

自分の手で

綺麗に磨き込んだ仏壇の前で

毎朝毎夕手を合わせることが

日課になりました。

 

 

こうなる運命だった

 

と、今はそう納得しています。

 

 

これから先も

きっと自分の知らない運命が

待っていて

 

当然

好ましいこともそうでないことも

あると思うけど

 

それらをひとつ一つ

受け入れ変化していくのも

また運命なのだ

 

そう思っています。

 

 

 

 

 

直感型人間



 

今日で

ゴールデンウイークも終わりですね。

 

 

お天気もそこそこに良く

 

遠出やアウトドアを楽しまれた方も

多かったのではないでしょうか。

 

 

私の場合

夫が入院中ということもあり

家を中心に過ごしていました。

 

 

とは言っても

それなりに出入りはあって

 

プールで1時間泳いだり

テニスコートで汗を流したり

 

その翌日には

一泊入院で抗がん剤治療を受け

 

家に戻ったら

夫のところへ段ボール一杯の食料を

届けたり

 

庭の草むしりをしたり

 

そうこうしているうちに

連休が終わろうとしています。

 

 

お陰さまで体調も良く

傍目には健康体に見えるようで

 

入院中も

デイルームの隣に座った患者さんから

 

「ここにいるという事は

あなたもガン患者なの?」

 

と目を丸くされました。

 

 

体の中はどうあれ

元気に振舞えるというのは

本当に有難いことです。

 

 

最近NHKのTV番組で

 

少し息が上がるぐらいの

有酸素運動を続けることが

 

ガンの進行を抑えるのに

効果的だと聞きました。

 

 

私の体調が良いのも

ずっと運動を続けてきた成果

なのかもしれませんね。

 

 

でも、それは

特に効果を期待していたわけではなく

 

むしろ、医師からは

テニスや水泳などのスポーツは

止められていたのです。

 

 

というのも

当初、私の右胸の上部には

高濃度点滴や抗がん剤を

中心静脈へと送るための

CVポートが入っていて

 

ポートのチューブが捻じれたり

切れたりする恐れのあるスポーツは

禁止されていました。

 

 

それなのに

私は元の生活に戻りたい一心で

内緒で始めたわけです。

 

 

そのせいかどうかはわかりませんが

 

ポートの上の皮膚が

感染症を起こしてしまい

抜かざるを得なくなりました。

 

 

そんなトラブルもありましたが

 

ポートのない爽快感に

勝るものはなく

 

個人的には

これで良かったと思っています。

 

 

私はどちらかと言うと

直感型の人間で

 

後先のことをあまり考えず

その時気の向いた方向へ

動き出す習性があり

 

もちろん

それで失敗することもあるのですが

 

そういった経験もまた

次に繋がっているようで

良しと思っています。

 

 

テニスにしても

リフォームにしても

 

私のような状況にある人は

先のことを考え

きっと立ち止まるのでしょう。

 

 

ですが

 

結果を気にせず進んだ先に

思いもよらない景色が

待っていることもあり

 

だから人生は面白い

 

私はそう思っています。

 

 

時間は有限だから

 

これからも

気の向いた方向へ

進んで行くつもりです。

 

 

グレーゾーン



 

夫の緊急入院から1週間が経ちました。

 

あの時は

本当にどうなることかと思いましたが

 

お陰さまで、今では

病棟のフロア内を歩き回れるぐらいに

回復するこが出来ました。

 

 

面会制限もなく

時々差し入れを持って行っては

15分ぐらいですが

話せるのが有難いです。

 

 

 

そして

この前の火曜日に

長男も参加して

 

今後の治療方針についての

説明を受けてきました。

 

 

内容は

 

これからまた

しばらく抗がん剤を使用し

 

そこで再発したガンを

うまく抑え込むことが出来たら

 

再度移植を検討するというもの。

 

年齢的に

もう二度目の移植はないと

思っていただけに

正直驚きました。

 

 

その場合

 

次男で一度失敗しているので

長男が対象になりますが

 

かと言って

 

今度こそ、うまく行く

という保証もありません。

 

 

それなのに 

 

二度目の移植を受けて

体力を削られるぐらいなら

 

抗がん剤だけで

乗り切れるだけ乗り切り

 

生活の質を落とさない方が

良いのではないか

 

そんなことを考えて

 

夫は躊躇っているようでした。

 

 

ですが

 

少し時間が経ってみると

 

この移植が

65歳を目前にして

最後に助かるチャンスかもしれない

 

そう思い直したようです。 

 

 

もちろん、

私もそれがいいと思います。

 

少しでも治る可能性があるのなら

やはりそこに賭けてみない手はない

と思うので。

 

 

そんなこんなで

わが家もようやく

落ち着きを取り戻した感じです。

 

 

 

私自身の体調については

 

ちょうどこの前が

CTと腫瘍マーカーの検査日でした。

 

結果から言うと

 

良くも悪くもない

「グレーゾーン」。

 

 

というのも

 

主治医には

腫瘍そのものに変化はない

と見えるのに

 

レントゲン技師の所見には

腫瘍の増大が疑われる

と書いてあったからです。

 

 

ですが

腫瘍マーカーの値が

横這いだったことから

 

しばらくは

治療を変えないことになりました。

 

 

なんだかハッキリとしない解答に

モヤッとする反面

 

この結果を

「良し」と受け留めています。

 

なぜなら

 

私にとって

生活の質を落とさず

残された時間を有効に使うことが

最優先だから。

 

 

 

今日も体調が良く

 

仕事が休みの次男と二人

うなぎを食べに行って来ました。

 

美味しい物を

美味しいと感じられる幸せ。

 

こんな何気ない日々を

大切に味わいたいのです。

 

 

ショックな出来事

 

私はかなり

ストレスに強い方だと思うのですが

 

今日ばかりは

さすがに参っています。

 

というのも

 

夫の白血病が再発していたことが

わかったからです。

 

 

2週間前の診察の時に

好中球と血小板の値が

前回の半分程度に下がっていると言われ

 

少し嫌な予感はしたのですが

 

今回の骨髄検査で

その嫌な予感が的中してしまいました。

 

 

 

10か月前に

次男の造血幹細胞を移植して以来

 

拒絶反応をうまく乗り越えて

 

体力もかなり回復し

 

スキーやテニスも楽しめていたから

 

まさかこんなことになろうとは

本人も私たち家族も

思っても見なかったのです。

 

 

今はショックが大き過ぎて

私自身考えがまとまりませんが

 

とりあえず

この心境を残そうと思い

パソコンに向かっています。

 

 

 

今後の治療については

医療チームで話し合って

決めるそうですが

 

今わかっているのは

 

今日から1か月間入院し

抗がん剤治療を受けるということ。

 

 

移植については

 

前回から1年も経過していないのと

 

年齢的に二度目の移植は

厳しいかもという理由で

 

今のところ未定だそうです。

 

 

そうなると

 

私と同じように

ガンと共存しながら

 

抗がん剤投与だけで

乗り切れるだけ乗り切って行く方向に

落ち着くのかもしれません。

 

 

 

本当に

人生は何があるかわかりませんよね。

 

夫は移植も成功したようだし

 

私のことも気遣ってくれ

家事もいろいろ手伝ってくれるし

 

これからは何も気にせず

夫に頼って

ラクして暮らしていけるんだなぁ

 

そう心のどこかで安堵していたら

 

その考えが良くなかったのか・・

 

 

 

でも

 

そういうことなら、

その現実を受け入れるしかないのです。

 

 

難しく考えても

神に縋ったとしても

 

現実は淡々として迫り

変わることはないのだから

 

 

ただ

自分に出来ることだけをやって

毎日を繋いでいくしかないのです。

 

 

 

なんだか暗い話になりましたが

 

一つ明るい話題があるとすれば

 

病院の面会が解禁されたこと。

 

 

これまでは

無菌室に監禁され面会謝絶で

週に一回の差し入れしか

認められていなかったのですが

 

今後は

毎日15分程度家族二人までなら

面会が許されるそうです。

 

 

これを聞いて

ちょっと心が軽くなりました。

 

 

すぐ近くにいるというのに

直接会うことも

話をすることも出来ないのが

本当にもどかしかったので。

 

 

今日取り急ぎの入院だったので

 

明日会って

ゆっくり話してこようと思います。