劣等感を手放したい

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劣等感って誰にもあると思います。

 

 

だた、

それが強いか弱いかでしょう。

 

 

 

奈良県天理市で心理セラピストをしている

ADOです。

 

 

 

社会的に成功していて

誰もがうらやむ

生活をしている人が

 

 

他人からのちょっとした一言で

激怒することがあります。

 

 

こんなとき

その人の心には

触れられたくない劣等感が

あったと思われます。

 

 

弱いところを突かれて

思わず防御反応が働いたのでしょう。

 

 

 

 

劣等感とは

パンパンに膨らんだ風船のように

センシティブなもので

 

 

不用意に刺激すると

破裂します。

 

 

 

 

でも、

大抵の人が持っているものだし

 

 

必ずしも悪いものとも限りません。

 

 

自分の足りない部分を認めて

補おうとすれば

 

 

良いエネルギーにもなるからです。

 

 

 

 

 

とは言っても

 

「自分は人より劣っている」と考えるのは

 

 

自尊感情が高くない

というのも事実です。

 

 

 

 

劣等感でいけないのは

 

 

自分は周りに比べて

「特に」劣っている、とか

 

自分「だけ」が持っていなくて、

周りの人は持っている

 

という捉え方をすることです。

 

 

こうなると

被害者意識と攻撃性が出てきて

 

 

先程の例のように

ちょっとした一言で

激怒することが起きるのです。

 

 

 

 

 

では、

 

劣等感を刺激して

モチベーションを上げることは

できるでしょうか?

 

 

 

よく「ハングリー精神」と言われますが

 

 

貧しい暮らしや

恵まれない環境などの

 

 

逆境をバネに

成長する人がいます。

 

 

 

本人だけでなく

 

 

聞く人に勇気を与える

美談として語られることも

多いですよね。

 

 

 

 

ですが、

この手の成功を収める人って

 

 

自尊感情がもともと高く

 

 

逆境にいても

劣等感を刺激されても

 

 

それを原動力に

成長する力があるから

成功するのです。

 

 

 

 

もし、これが

自尊感情の低い人だったら

 

 

原動力になるどころか

「どうせ自分なんて・・」と

自信をなくし

 

 

ますます

心を閉ざす恐れがあるので

 

 

劣等感を刺激するのは

あまりいい方法とは言えません。

 

 

 

 

 

それと

年齢を重ねるごとに

 

劣等感に対する耐性は

弱くなっていくんですね。

 

 

 

なぜなら

 

自分は人より劣っている・・と

自分を責め続けると

 

動悸が速まり

呼吸も浅くなり

 

心臓や肺に負担がかかるからです。

 

 

 

 

若い時なら

体力があるので

 

 

劣等感を克服するために努力し

成功することもできますが

 

 

 

年齢を重ねると

その分、体力も落ちてしまい

 

 

劣等感を克服する前に

体が耐えられなくなってしまうんですね。

 

 

 

ですから

中高年を過ぎたら

 

 

「ハングリー精神」なんて言ってないで

劣等感みたいなものは

あっさり手放しましょう。

 

 

 

そこで

どうやって

手放せばいいのか

 

 

 

 

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それには

開き直ることです。

 

 

 

劣等感が生まれる背景には

物事の判断基準に

 

 

「優劣」や「良し悪し」で分けようとする

考え方があります。

 

 

 

でも、

この「優劣」「良し悪し」は

その人の育った環境や時代によって

大きく違ったりしませんか?

 

 

 

こんなものは役に立たない

と思われていたものが

数年後に脚光を浴びたり

 

 

一世を風靡していたはずが

翌年には影を潜めて

忘れられてしまうことだってあるように

 

 

「優劣」「良し悪し」は

その時々によっても変わります。

 

 

 

 

だから、

あなたが今捕われている

その価値観も

 

 

明日、時代遅れになっていても

不思議じゃないのです。

 

 

 

 

だったら、いっそ

開き直って

 

 

「人の良し悪しなんて

誰にも決められるもんじゃない」

声に出して言ってみてください。

 

 

 

声に出し、耳で聞いて

古い価値観を新しいものへ

書き換えましょう。

 

 

 

そのときに大切なのが

リラックスすること。

 

 

 

リラックスがむずかしいなぁ

・・というときには

呼吸法を使います。

 

 

 

ゆっくり吸って

ゆっくり吐き出す

 

 

 

これを繰り返すと

緊張が解けて

副交感神経が優位になります。

 

 

 

4秒で吸って

3秒ホールド

7秒かけて胸の中にたまった空気を

ゆっくりと吐き出してください。

 

 

 

この呼吸を何度か繰り返した後に

 

 

 

「人の良し悪しなんて

誰にも決められるもんじゃない」と

言うと

 

 

 

劣等感が体の中から

出ていくのを感じることができます。

 

 

 

ぜひ、習慣にしてくださいね。

 

 

 

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