耳の痛いことを言われたら
あなたの周りには
耳の痛いことを言ってくる人はいますか?
あんまりその状況が続くと
うんざりしてしまいますが、
たまには
苦言と言うか
ちょっと耳の痛くなるようなことを
言ってくれる人がいるのも悪くない
と
私個人はそう思います。
年を重ねると
わざわざ忠告してくれるような人が
いなくなりますからね。
だって、そうじゃないですか。
嫌われたり
事を荒立てるぐらいなら
スルーした方がラクでしょ。
私でも、やはり
忠告する相手は選びますね。
言ったら機嫌を悪くする人
聞く耳を持たないような人には
当たり障りのないことしか
言いません。
その人が変わろうとしないのも
その人の自由だから
周りが口を挟むことではない
と思うからです。
ただ、
耳の痛いことが
自分の耳に入ってこないのは
一見、良いことのように思えるけど、
気づいたら
裸の王様になっていて
周りから人がいなくなった
なんてこともあり得ますよね。
客観的に自分を見る機会のない人は
意外と周りからは
面倒くさい存在と思われているかも
しれません。
耳の痛いことを言われている時は
自分が責められているように
感じますが、
ちょっと冷静になって考えると
自分の課題を
突き付けられていたりするので
参考にして損はないと思います。
気に入らない相手に言われると
確かに腹が立ちますが、
そんな場合でも
言われた内容を記憶の隅に留めておいて
自分に当てはまるかどうか
たまにチェックするのも良いと思います。
自分にとって
良い事ばかりが起きればいいけど
そうも行かないのが人生です。
耳の痛いこともそうだけど
ちょっと嫌な目に遭うことだって
ありますよね。
そんな時も
捉え方で気分の立て直しができます。
私は
「なんでもポジティブに捉えよう」
とは思いません。
が、
嫌なことがあった時は
それで
バランスが取れているんだな
と思うようにはしています。
物事はすべてバランスの上に
成り立っていて
どちらか一方に傾けば
必ず反対側へ戻ろうとする力が
働くものだからです。
耳の痛いことを言われるのも
嫌な目に遭うのも
バランスを取るためにあるのだから、
頑なに拒絶しようとしないで
バランスよく
乗りこなして行きたいものですね。
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