二重人格は、悪いイメージで捉えられがちだけど
本当にそうだろうか?
確かに、裏表がない人といると、安心する。
でも、裏表があるから悪い、とも思わない。
何でも思ったことを口にして、人を傷つけるぐらいなら
お腹の中に溜めておいて、他所で毒を吐いた方が、
よっぽどマシなこともあるからだ。
心をオープンにすると良いとは、よく言われるけど
実際は、時と場合そして相手にもよる。
もちろん、秘密はない方がラクで
持ってしまった時には
話してラクになりたい衝動に駆られるけど、
それを聞いて傷つく人の前で言うのは
正直というよりは幼稚だ。
必ずしも正直な人が優しいとは限らず
裏があったり、秘密があるからこそ、
バランスを取るために、人に優しくなれることもある。
明るい人にも影があり、
ネクラな人にも明るい時間はある。
弱そうに見えて芯の強い人がいて、その逆もいる。
優しく人当りのいい人が、陰で意地悪していることもある。
健康で長生きの人に意地悪が多いのは
自分の中の毒をうまく吐き出せているからだ。
生きるのに必要なのは、このバランス。
だから、私もバランスを取りながら生きている。
普段は温厚でも、腹が立った時には包み隠さずに出す。
それがいいとも悪いとも思わないが、
周りの期待は裏切るものだと思っている。
矛盾する人格は、誰の中にもあることなので
死ぬまで付き合っていけばいい。
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