依存するのはいけないのか

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「依存」という言葉に

どんな響きを感じますか?

 

 

「自立」の反対だから

ネガティブなイメージが

浮かんだのではないでしょうか?

 

 

 

奈良県天理市で心理セラピストをしている

ADOです。

 

 

 

でも、

私たちは決して

ひとりでは生きられないので

 

何かに依存して生きていますよね。

 

 

たぶん、あなたもそうだと思いますが

私はスマホや便利な家電製品に

どっぷり依存しているし、

 

 

物に限らず

人にだって依存します。

 

 

 

子どもが親に依存するのは

当たり前として

 

 

大人同士でも依存はありますよね。

 

 

まあ、

「持ちつ持たれつ」という言葉が

あるぐらいですから。

 

 

 

ところが、

そんな関係にひびが入ることがあって

 

 

その原因として考えられるのが

以下の3つの場合です。

 

 

①どちらかが依存し過ぎている時

 

②自分より弱い相手に依存している時

 

③自分が依存していることに気づいていない時

 

 

 

 

①は、依存される方が重荷になり過ぎて

逃げ出したくなるパターン。

 

 

②は、親が子どもに、上司が部下に

・・というように

自分より弱い立場の相手を頼るパターンです。

 

 

自分の立場を利用して頼ったり

思い通りに

コントロールしようとするのも

依存の一つと言えます。

 

 

そして、困ったことに

自分が依存していることを

 

 

本人も

気づいていないのが現状のようです。

 

 

依存された側は

自分の人生の上に相手の人生まで

乗っかってくるので

負担に苦しんでしまうのです。

 

 

 

③の自分が依存しているのに

気づいていないのは

 

 

夫婦や恋人同士の関係に

よく見られるパターンです。

 

 

相手の中に不満な点を見つけて

 

 

「あなたが変わってくれればいいのに」

という場合

 

 

 

これも、

自分の幸せと安定は相手次第

という意味で依存です。

 

 

 

現状を変えたいなら

自分自身の意識を変えるか

 

 

思い切って

関係を清算するしかありません。

 

 

それが出来ずに

ズルズル関係を引きずる人は

 

 

上手くいかないのを

相手のせいにし続けます。

 

 

 

こうなると

 

 

相手が悪いかどうかより

 

 

自分が非難する相手に

依存し続けるのが問題と言えます。

 

 

そのことに気づけないなら

 

 

どんなに期待しても

幸せを得られることはないでしょう。

 

 

 

ここまで

依存の良くない点について

お話してきましたが、

 

 

冒頭にも言った通り

 

 

そうは言っても

私たちは依存しながら生きています。

 

 

そこで、ここからは

良い依存についてもお話したいと思います。

 

 

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良い依存とは

自分が依存している

頼りにしていることを

ちゃんと自覚していることです。

 

 

自分の限界を受け入れて

ひとりで解決できない時は

 

 

迷わず誰かの助けを求めます。

 

 

 

ですが、

ここでも押さえておくべきことがあって

 

 

 ①自分より強い相手に依存すること。

 

 ②透明性のある依存にすること。

 

 ③依存したら相手にお返しすること。

 

・・の3つがポイントになります。

 

 

 

①は、頼るなら自分より強い相手に

 

なぜなら、相手が強ければ

自分が頼ることで

相手に過度な負担をかけることがないからです。

 

 

 

②は、不安を隠すためのアルコールや

ギャンブルに溺れたりせず、

 

中毒性のない趣味や

ルーティンに没頭すること。

 

何か後ろめたいことだと

結局は不安を感じるようになるので

 

依存するなら

人に公表できるものがいいでしょう。

 

 

 

③の相手にお返しとは、

 

「この人に頼ってしまったなぁ」とか

「お世話になったなぁ」という相手には

きちんと感謝の気持ちを伝えることです。

 

 

何かプレゼントで表すのもいいし、

 

そうでなければ

言葉で感謝の意を伝えることが重要です。

 

 

「いつもありがとう」とか

「本当に助かってる」という言葉は

 

 

言われた方も嬉しくなるし、

 

それがエネルギーとなって、

相手のやる気を引き出すことにもなるので

 

どんどん使っていくべきです。

 

 

 

良い依存とは

「搾取する」のとは違って

 

 

コミュニケーションの一つと

考えてください。

 

 

だから、

カタチは違っても

もらった分だけ相手にお返しすることが

必要なのです。

 

 

 

***

お待たせしました。

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病気には意味がある

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大きな病気をして初めて

健康の大切さに気づくことが

ありますよね。

 

 

たとえ

小指の先をちょっとケガしただけでも

それまで当たり前に出来ていたことが

出来なくなり

 

 

普通に出来ることの

有難さを感じるものなのです。

 

 

 

奈良県天理市で心理セラピストをしている

ADOです。

 

 

 

大病をして

そこから回復した人は

 

 

生き方が

それまでと全く変わることがあります。

 

 

それは病気をしたことで

 

 

これまで気づかなかった健康の大切さや

人生で大切にしたいことが見えてきて

 

 

もう一度生き直してみたい・・と

思うようになるからです。

 

 

 

もちろん病気をしないに

越したことはないのですが、

 

 

もし、

あの時病気をしていなかったら

 

 

それまでと変わらない生活をずっと続けて

自分にとって大切な何かにも

気づけないまま

 

 

人生を終えていたかもしれませんよね。

 

 

 

そういう意味では

まだやり直せる時点で病気にかかり

反応出来たことは

ラッキーだと思いませんか。

 

 

病気は

カラダからのメッセンジャー

 

 

そこには必ず意味があるのです。

 

 

 

さて、

人間のカラダには

約37兆個の細胞があって

それが日々入れ替わっています。

 

 

細胞の入れ替わりが一番早いのが

小腸粘膜で

1日で全て入れ替わるため

ガンになりにくいと言われています。

 

 

それに対して

一番時間がかかるのが骨の細胞。

 

 

成人の場合で約2年半を要し、

 

 

そこから歳を重ねるごとに

さらに時間がかかるので、

 

 

70歳を超えた時点で

約3年を要すると言われています。

 

 

 

ということは・・

 

 

人間のカラダは

長く見積もっても

3年の間には全ての細胞が

入れ替わることになりますよね。

 

 

言い換えれば

 

 

3年前のあなたと

今のあなたでは

全然「別の人」ということです。

 

 

凄い・・!

まるで生まれ変わり

みたいじゃないですか(笑)

 

 

 

でも、そこで

ふと新たな疑問が生まれませんか?

 

 

 

「だったら、なぜ病気が治らないのか?」

 

 

3年で細胞が全部入れ替わるのだったら

 

 

3年前に患った病気が

今、治っていてもいいはずなのに・・

 

 

そう思いますよね?

 

 

それなのに

現実に治っていないのは

どういうことでしょう。

 

 

 

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これには

2つの推測があって

 

 

たとえば

糖尿病を患っている人の場合

 

 

 

1つ目の推論は

生活習慣が変わらないから

 

 

細胞がいくら新しくなっても

体内環境がそのままなので

病気が継承されるということ。

 

 

 

そして、2つ目が

脳が自分を糖尿病だと認識しているから

病気に染まっていくということ。

 

 

 

日々、自分は糖尿病だと思って

暮らしていると

 

 

その考えは

継承されていくのです。

 

 

人の体には恒常性が備わっていて

変化を好まず

元に戻ろうとする働きがあるので

 

 

一旦

「自分は病人だ」と脳が認識すると

その状態が普通になって

 

 

治りかけても

また病人の状態に戻そうとするのです。

 

 

 

「病は気から」と言いますが

 

 

病気の常態化から抜け出すには

脳の認識を変えられるぐらい

強い意思の力が必要なのです。

 

 

 

だったら思い切って

「私はもう糖尿病じゃない」と

宣言してみてはどうでしょうか。

 

 

そうしたら

脳がその言葉を聞いて

糖尿病は治ったと認識して

 

 

回復がぐんと早まるかもしれません。

 

 

 

病気にはメッセージがあります。

 

 

だから、

病気にかかってしまったら

 

 

自分にとって

それがどういうメッセージだったのか

考えてみることをお勧めします。

 

 

その意味を考えて行動することが

 

 

きっと

与えられた課題だと思うのです。

 

 

 

***

お悩み聞かせていただきます。

 

人間関係につまずいていたり

生きづらさを感じている方

 

うまく言い表せないモヤモヤの原因を

きちんと見えるカタチにして

取り除いていきませんか?

 

無料体験セラピーのご案内まで

あと少し

お待ちくださいね。

 

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セラピーからの卒業

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今日はちょっと嬉しいことがあり、

ここにご報告したいと思いますので、

 

 

よかったら、お付き合いください。

 

 

奈良県天理市で心理セラピストをしている

ADOです。

 

 

 

嬉しいことと言うのは

クライアントさんが一人

セラピーから卒業されたことです。

 

 

1月にお申し込みがあってから

7か月間サポートさせていただきました。

 

 

何より、私を信頼して

心の内を話してもらえるのは

本当に有難いことです。

 

 

えっ、なんで?

セラピーなら話すのが当たり前なのでは?

 

 

そう思われたかもしれませんが

意外と打ち明けづらいことも

あるんですよ。

 

 

こんなことを言ったら

否定されるんじゃないか・・そう考えて

躊躇することもあるでしょう。

 

 

ある程度

セラピーの回数を重ねて

私を信頼してもらえないと

 

 

問題の核になる部分が

見えてこないこともあるのです。

 

 

 

だからこそ、信頼関係は重要で

 

 

それが出来て初めて

 

 

その人の中にある

「もっと積極的に生きたい」

「人生を楽しみたい」という思いを

呼び覚ませるのだと思います。

 

 

 

知り合った当初の彼女の悩みは

 

 

本人の中でも

なぜか漠然としていて

上手く言語化できないものでした。

 

 

細かい悩みが日常的にあって

現状に満足できない

 

 

「これ」と言った大きな問題はないけど

 

 

自覚としてあるのは

「自分軸」がないので

いつも人に振り回されるということ。

 

 

そこで、たまたま

私のブログを読んでいた時に

「自分軸」という言葉が飛び込んできて

 

 

「これは私の問題だ」と感じ

セラピーに申し込んでくれたのでした。

 

 

 

さて、

お会いして話していくうちに

気づいたのが

 

 

細々とした悩みの元は

全て「不安」から来ていることでした。

 

 

まず、

彼女を不安にさせる「何か」があって

 

 

そのせいで自分に自信が持てず

 

 

家族・職場・恋愛など

さまざまな人間関係につまずいていたのです。

 

 

 

それがわかれば

あとは一緒に不安の元を探し

 

 

それを解消していくためのワークを

根気よく続けていくだけです。

 

 

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ここで大事なのが

本人に少しずつでも良くなっているのを

体感してもらうこと。

 

 

前に比べて

「こんなところが良くなってる」と

実感してもらえれば

 

 

そこからは

どんどん良くなって行きます。

 

 

「前に進めた」という思いが自信となって

後押ししてくれるからです。

 

 

 

あれほど

変化を恐れていた彼女が

 

 

今は

自分のやりたいことのために

自分から新しい環境に飛び込もうとしています。

 

 

自信なさそうにしていたのが

嘘のように

 

 

これからのために必要な情報を集め

 

 

行動するのが

楽しくてたまらない様子でした。

 

 

 

十分に独り立ち出来ましたよね。

 

また

何かにつまずいて

困ったことになるまでは

 

自分でやれるところまでやってみる、と

笑顔で卒業してくれたのです。

 

よかった、よかった。

 

 

 

もしかすると、縁あって

どこかでまた彼女のサポートが

出来るかもしれませんが

 

 

その時は、きっと

以前のような

不安そうな状態ではない気がします。

 

 

彼女は一つ上のステージに

上がって行ったのですから。

 

 

 

私個人としては

クライアントさんの成長を見るのは

この上ない喜びですが

 

 

正直に言うと

お会い出来なくなるのは寂しいです。

 

 

セラピーでお会いするのを

毎回楽しみにしていたので。

 

 

 

でも

一人送り出したのだから

 

 

今度はまた新しい人とお会いし

サポートが出来ることを

楽しみにしたいと思います。

 

 

 

9月に入りましたら

セラピーの無料体験を計画しています。

 

 

近々リンクを貼りますので

 

 

今悩んでいる方、

何かわからない心のモヤモヤを

すっきりさせたい方

 

ぜひ、お申し込みくださいね。

 

 

 

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なぜ自分だけが?は不幸への入り口

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なぜ自分ばかりがこんな目に遭うのだろう・・

とか

 

 

自分は人より劣っている・・

という考えに囚われてしまう時

 

 

それは

心がつらい状態にあるときです。

 

 

奈良県天理市で心理セラピストをしている

ADOです。

 

 

 

でも、これは

多くの人も同じように

抱えている問題だったりします。

 

 

そこで、

あっ、そうか。

自分だけじゃなかったんだ・・と

知るだけでも

安心できたりするものです。

 

 

 

これは「一般化」といって

 

 

実は精神科の治療にもあるもので、

 

 

同じ悩みや境遇の患者さん同士

交流してもらい

経験を共有することで

 

 

一人でいるときより

苦しみから抜け出すスピードが

 

 

アップすると言われています。

 

 

 

私たちも

わざわざ病院に行かなくても

日常的にやっていたりしますよね。

 

 

気心の知れた友人同士

夫婦や家族、人間関係の悩みなど

いろいろ吐き出しながら

慰め合ってる、あれです(笑)

 

 

「うちもそうだよ~」とか

「どこもみんな同じだよね~」とか言って

確認し合えると

 

 

ホッとするわけです。

 

 

 

そんな場合はいいのですが

 

 

人と話していて

あれっ、違うな・・と思うときもありますよね。

 

 

そうすると

ちょっと心がざわつきます。

 

 

 

自分から違いを感じたというより

人に指摘されて

違いに気づいたときは

 

 

自分に何か欠陥があるのでは・・と

感じたりもするようです。

 

 

でも、

 

人と違うことは

いけないことなのでしょうか?

 

 

そんなはずありませんよね。

 

 

 

だって、

ひとり一人

違う個体で生まれてくるのですから。

 

 

 

よく

感情の起伏が激しい、とか

繊細過ぎる、と言われて

 

 

それを自分の欠点であるかのように

受けとめる人がいますが

 

 

そこにも必ずいい面が隠れています。

 

 

どんな性格にも

表と裏があって

 

 

「優しい」が表なら

裏が「優柔不断」であったり

 

 

「決断力」が表なら

その裏が「独善的」であったり、

 

 

同じ性格であるはずが

 

 

その場の状況によって

良く見えたり、悪く見えたりする

それだけのことなのです。

 

 

 

繊細な性格は

傷つきやすい一面もありますが、

 

 

 

他人の感情をいち早く察知できるので

その部分は長所として生かせますよね。

 

 

 

 

そう言った性格の特徴を「個性」と

呼んだりしますが、

 

 

個性を悪いものと捉えてしまうと

 

 

「自分はただ変わっている」とか

「劣っている」と勘違いして

周囲の理解を諦めてしまうので

 

 

いつしか

 

個性から欠点へと変わっていきます。

 

 

「きっと誰にも理解されないだろう」とか

「話したら陰口を言われるのでは」

 

 

そんな思い込みをして

 

 

周囲から一人

孤立してしまうのです。

 

 

 

もう一つ

良くない状態をつくり出す

思い込みの一つに

 

 

「家族」に対する幻想があります。

 

 

 

幻想とは、つまり

 

「家族」という言葉からイメージする

美しすぎる思い込みのことです。

 

 

 

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たとえば、

 

 

家族が集まる家庭とは

子どもを励ましてくれる両親がいて

 

 

献身的な母親の手料理で

食卓を囲む日常がある

 

 

中でも母親は

 

 

いつも笑顔で

何でも受け止めてくれて

子どものためなら

自分を犠牲にするのが当たり前

 

 

・・なんて

イメージで捉えているのです。

 

 

 

ですが、

ご自分の育った家庭環境を

振り返ってみてどうでしょう。

 

 

これに近かったなら

素晴らしいですし

何も言うことありませんが

 

 

・・ひょっとして

かなり違った環境では

なかったでしょうか?(笑)

 

 

 

それもそのはず

このイメージは

テレビや映画の中の世界

つまり幻想なのです。

 

 

幻想はどこまで行っても

想像の世界であって

現実とは違いますよね。

 

 

 

それなのに、

これがスタンダードだと思うと

思い悩むことになります。

 

 

 

たとえば、

広い世間に出て

 

 

これまで経験したことのない

出会いを繰りかえす中で

 

 

自分が人より

ちょっと劣っているかもしれない・・と

感じたときに

 

 

あの幻想が姿を現すのです。

 

 

 

自分より優れて見える人たちは

みんな

 

 

自分とは違い

いつも支えてくれる両親と

なんの悩みも揉め事もない

家庭環境がある

 

 

それがない自分は

だから不幸なんだ・・と決めつけるのです。

 

 

 

ですが、先程も言ったように

 

 

この考えは

特別な場合を除いて

家族に対する幻想なのです。

 

 

幻想は

どこまで行っても

想像の世界でしたよね。

 

 

 

ですから

 

現実に目を向けてみましょう。

 

それには

 

周りを知ることです。

 

 

勇気を出して

周りの人に

あなたの悩みを打ち明けてみると

 

 

意外とみんな

自分と同じ悩みを

抱えていたりするものです。

 

 

または、環境が同じでも

 

 

受けとめ方が違う人に

出会えることだってあります。

 

 

 

自分をオープンにすると

似た人が集まってくるので

 

 

自分だけが特別じゃないんだ・・と

力が湧いてくるのです。

 

 

 

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過去を否定するほどつらさは増す

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生きづらさを感じている人たちは

かなりの割合で

 

 

親に対する不信感を抱えています。

 

 

奈良県天理市で心理セラピストをしている

ADOです。

 

 

 

子を持つ親の立場としては

身につまされる思いがしますが、

 

 

どうもそれが

生きづらい人の共通項のようです。

 

 

 

確かに

人生の初めに接するのが母親で

最初に体験する社会が家庭なのですから

影響を受けるのは当然で

 

 

そこでの体験がつらいものである程

その後の人生に

暗い影を落とすのは理解できます。

 

 

ただ、

自分がこんな性格になったのは

親のせいだと決めつけ

 

 

この先も変われるはずがない、と

決めつけているとしたら

残念なことだと思います。

 

 

だって、

それで、さらに

つらい思いをするのは本人なのですから。

 

 

 

苦しい記憶にとらわれたままでは

何を見ても、聞いても

不幸にしか感じられず

 

 

自分から

不幸を選択しているようなものだからです。

 

 

 

本当は

苦しかった過去の中にだって

楽しかった出来事は

あったはずなのです。

 

 

それを見ないようにして

苦しかったことだけを

選んで思い出しているとしたら、

 

 

誰だって

否定的な感情に

つきまとわれてしまうでしょう。

 

 

 

では、

生きづらさを感じていない人には

つらい時期はなかったのか

というと、

 

 

そんなことはありません。

 

 

中には

貧困・虐待・ネグレクト・いじめ・・・など

思い出したくないような

不幸な過去の持ち主も少なくないのです。

 

 

そして

時には、つらい時間が

フラッシュバックすることだってあります。

 

 

 

では、

似たような過去があるのに

 

 

なぜ

生きづらさを感じない人が

いるのでしょう。

 

 

それは

 

そのつらい記憶も

結局は過ぎ去ったことだと

わかっているからです。

 

 

痛みは全て過去形で

 

 

今更、追いかけてきて

自分を苦しめることなんてできないと

納得しているからです。

 

 

 

もちろん

そうなるまでには

ネガティブにならない訓練が必要です。

 

 

そのつらさが大きかった分だけ

訓練には時間がかかります。

 

 

でも、

根気よく取り組んでいけば

いつかは解消できるものです。

 

 

・・・

 

 

あなたは

不幸な記憶を身近に置いて

大切にしていませんか?

 

 

放っておけば

忘れてしまうようなことを

事あるごとに思い出しては

傷ついていませんか?

 

 

だとしたら

そんな意味のない習慣はやめて

 

 

今日から

手放す練習をしていいきませんか。

 

 

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具体的な方法は

 

「仮定する」→「目標を立て行動する」

 

 

 

まず、もしも

自分に「不幸な過去」がなかったら

今頃はどのように過ごしていたかを

「仮定」します。

 

 

 

たとえば

 

〈仮定〉

・母親にもっと

 優しい言葉をかけてもらっていたら

・父親から暴力を受けていなかったら

・酷いいじめを受けていなかったら

 

 

〈今頃は〉

・何にでも好奇心と自信を持って

 挑戦していただろう。

・人の顔色ばかり見て暮らすことはなかった。

・恋人とも別れていなかっただろう。

 

 

 ・・・というように

仮定と「今頃はこうなっていたはずの自分」

について書いていきます。

 

 

そんなの、経験したこともないのに

想像できない・・と

思うかもしれませんが

 

 

本当はこうなりたい自分

 

というものが

必ず、あなたの中にあると思うのです。

 

 

これは

「なりたい自分」になるための訓練ですから

想像力を働かせて

取り組んでみてくださいね。

 

 

 

仮定ができたら、次は

 

 

その目標に近づくには

今からどう行動していったらいいかを

書きます。

 

 

ますますハードルが上がりますね。

 

 

でも、これが

実際に変わっていくための方法なのです。

 

 

 

どうしても無理と感じる人は

 

 

これまで

不幸に慣れ過ぎて

そのことで得られる同情や哀れみが

手放せなくなっている可能性があります。

 

 

それは

不幸を長引かせる

良くないサインですから

 

 

そこをしっかり受け止めて

取り組んでいきましょうね。

 

 

 

この時の注意点は

 

表現に否定形を使わないこと。

 

 

恋人と別れた人なら

「いつまでも引きずらない」より

「キレイに忘れる」という

肯定的な表現を使います。

 

 

 

他にも

 

 

〈これからの行動〉

・上司に嫌味を言われて落ち込んだ日は

 30分ウオーキングをして汗を流して

 帰宅する。

・ストレスが溜まったなと感じたら

 一人カラオケで思いっきり歌う。

・アロマを焚いて、ぬるめのお風呂で

 ゆったりする。

 

 

・・・というように

今の自分を良くする行動を

目標にあげてみてください。

 

 

つらい過去を手放すには

今に没頭することが一番なのです。

 

 

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つらい過去から抜け出すには

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幼い頃に負った心の傷のせいで

大人になっても

つらさを抱えている人がいます。

 

 

愛されなかった記憶が

今も心の中にくすぶり

自分で自分が愛せないからです。

 

 

奈良県天理市で心理セラピストをしている

ADOです。

 

 

 

それがもとで

いつも生きづらさを感じ

 

 

心のどこかで

 

 

どうせ自分は

みんなと同じようにはなれない

・・と諦めてしまっている人がいます。

 

 

 

また、その一方で

傷つけられたことは事実であっても

 

 

これは自分の問題だと自覚して

解決しようとする人もいます。

 

 

つらい状態のまま

人生の残り時間を過ごすより

 

 

早く解決させて

少しでも明るい気持ちで

将来を生きたいと願うからです。

 

 

 

そんなときに役立つのが

心理学の知識です。

 

 

なぜなら

心理学の中には

 

 

これまで

学校や家庭では教わったことのない

知識や気づきが

詰まっているからです。

 

 

 

その一つが

「悩んでいるのは自分だけではない」

という気づき。

 

 

それまでは

自分だけが特別な環境で育ち

 

 

しかも、

世界中で一番不幸なのは自分だ、と

思っていたのに

 

 

実は、

自分と同じような境遇の人や

より過酷で不幸な境遇の人までいることを

知ることができるからです。

 

 

悩んでいたのは自分だけじゃない・・と

知るだけでも

心は軽くなるものなんですね。

 

 

 

そして

「罪の意識を手放せること」。

 

 

これまで上手くいかないのは

自分のせい、と思ってきたけど

 

 

そうならざるを得ない原因が

あったことに気づきます。

 

 

上手くいかないのは

自分の努力不足や

能力の低さのせいではなくて

 

 

過去のつらい経験のために

自尊感情を傷つけられてしまったからだ

と、気づいたとき

 

 

罪の意識から解放されるんですね。

 

 

 

最後に

「知識として理解すること」。

 

 

それまでは

理由もよくわからないまま

苦しんでいたのが

 

 

つらさ、生きづらさの理由が

きちんと理解できるようになると

 

 

心が一気に楽になります。

 

 

自分自身のことが

理解できるようになると同時に

 

 

心のモヤが

晴れていくのを実感できるからです。

 

 

これまで

人に話しても理解してもらえないし

 

 

どれだけ吐き出しても

スッキリしなかった想いが

 

 

ちょっとした

心理学の知識によって

解明されるからなんですね。

 

 

 

こうして

 

自分の心理を掘り下げて

解決しようと試みることは

 

 

心の回復のための

大きな一歩になります。

 

 

でも、

 

それは初めの一歩であって

完全な解決とまではいきません。

 

 

 

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なぜなら

それは知識を得るにとどまっているから。

 

 

 

「知っている」と「実践する」の間には

大きな違いがあるのです。

 

 

たとえば

泳ぎ方や自転車の乗り方を

本で読んで知っていたとしても

 

 

実際に水の中で泳いだり

自転車を乗りこなせるかと言ったら

そうはいきませんよね。

 

 

それと同じで

 

 

自尊感情

頭の中の知識だけでは

回復出来ないものなのです。

 

 

 

それと、これは

筋トレやダイエットにも

言えることですが

 

 

リバウンドさせないためには

時間をかけて繰りかえし実践する以外に

成功の道はないんですね。

 

 

その実践方法については

また次回にお話しますので、

 

楽しみにしていてくださいね(^_-)-☆

 

 

 

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自分で決められない人

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自分でなかなか決断できない人がいます。

 

 

その一方で

さっと決めて

すぐに行動できる人がいます。

 

 

この違いは何だと思います?

 

 

奈良県天理市で心理セラピストをしている

ADOです。

 

 

 

それは

自尊感情の違いなんですね。

 

 

自尊感情の高い人は

「自分はできる」と信じているので

選択に迷いがありませんが、

 

 

自尊感情の低い人は

 

 

自信がないので

小さな選択にも迷いが生じ

誰かに相談したくなるのです。

 

 

ひとりで責任を負いたくない

そんな心理が働いているんですね。

 

 

 

でも、

面白いことに

 

 

自分で選択し

決定する回数を増やしていけば

自尊感情もそれにつれて

高まっていくものなのです。

 

 

ですから

レーニングの意味で

 

 

誰かに相談する前に

小さなことからでいいので

自分で選ぶのを習慣にしていくと

いいですね。

 

 

 

話はわかる。

でも、それで失敗したらどうなるの?

・・・

という不安をお持ちの方のために

 

 

後悔しない選択のポイントについて

お話したいと思います。

 

 

 

まず、決定するのは

「自分が出来る範囲」だけに

絞るといいです。

 

 

あなたが

なかなか決められないのは

 

 

自分の力では

どうにもならないことまで

どうにかしたいと

思っているからではないでしょうか?

 

 

 

たとえば、

その一つが「人がどう思うか」。

 

 

あなたが取った行動に対して

「相手がどう思うか」は

あなたが決められることではありません。

 

 

物の見方は人それぞれだし

 

 

あなたの都合のいいように

操作することなんてできませんよね。

 

 

だから、

「人がどう思うか」は

自分には関係ない、と

割り切ることが大切です。

 

 

 

それと、もう一つ

未来に対する心配。

 

 

心配に対して

備えをしておくことに

否定はしませんが

 

 

心配し出したら

あれもこれも気になって

 

 

完璧に備えるなんて

出来るはずがありません。

 

 

 

ですから、

この2つは頭の中から排除して

 

 

自分が出来ることだけに

フォーカスすると

 

 

選択がずっと楽になるはずです。

 

 

そのときに

選択した後に起きるであろう

メリット・デメリットを

整理しておくと

 

 

さらに選びやすくなります。

 

 

 

次に大事なのが

「どれを選択しても正解はない」と知ること。

 

 

たとえば

AとB2つの選択肢があったとして

どちらか一方しか選べなかったとしたら

 

 

どっちにするかで迷いますよね?

 

 

せめて両方試したあとで

どちらか選べたらいいけど、

 

 

それも出来ないとしたら

ここは

割り切りが必要です。

 

 

そんなときの割り切り方としては

 

 

どちらを選んでも正解はなく

つまり

どちらを選んでも不正解はない、と

捉えること。

 

 

 

どちらを選んだとしても

 

その時のあなたの状態に合った

選択なのだから

それがベストだった、と思うことです。

 

 

 

でも、本当は

それより大事なことがあるんですね。

 

 

それは

選択したあとの行動です。

 

 

そう。

何を選んだかより

選んだ後の行動の方が大切ということ。

 

 

自尊感情の高い人は

これがまた上手いのです。

 

 

 

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では、

どうして上手く行動できるのか?

 

 

それは

正解も不正解もないのが

わかっているから

 

 

その場の状況を見て

行動そのものを変えていこうとする

柔軟さがあるからです。

 

 

 

つまり

Aを選択したからと言って

最後までAを通さなければいけない、と

拘ったりせず

 

 

途中で

Bの方が良いとわかれば

 

 

行動をBに寄せていくこともあるし

 

 

いろいろ試していくうちに

Cという選択が最適だとわかれば

それを取り入れることだってあるわけです。

 

 

要は

メリット・デメリットを考えて

行動を変更する柔軟さがあるのです。

 

 

 

そのことで

とやかく言う人

批判する人がいたとしても

 

 

無責任な雑音に関しては

シャットアウトします。

 

 

ただ口を挟むだけで

責任の取れない人の言葉に

耳を貸すだけ無駄ですから。

 

 

 

自分が主体的に考えて

トライ・アンド・エラーしながら行動する

 

 

その基準は

何があっても変わらないのです。

 

 

柔軟かつ筋の通った生き方ですよね。

 

 

 

というわけで

 

 

小さな決断をたくさん積み重ねながら

自尊感情を高めていくと

 

 

結果的に生きやすくなる

というお話でした。

 

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