不安になりやすい人は
なにか嬉しいことがあったり
大切な人と楽しい時間を過ごしたり
とんとん拍子に事が運んだりした後に
良いことばかり続くはずがないから
きっとこの先
良くない事が起こりそうで不安
という人がいます。
確かに
長い人生には
いい時もあれば悪い時もあるから
うまく行っている時に気を引き締める
というのも頷けます。
ただ
起こるかどうかもわからない
不幸を予想して
今この時間を楽しまないのはどうか
とも思うのです。
「自分軸＋自己肯定感で生きやすく」
をお手伝いする
心理セラピストのADOです。
もちろん
自分や大切な人を守るために
用心するのは別の話。
たとえば災害や感染症などは
準備や予防をすることで
ある程度の不安を払拭できます。
このような
誰にでも起こり得る心配事は
対象がはっきりしているため
対処がしやすく
その対象さえなくなれば
不安も一緒になくなるからです。
ところが
良くないことが起こりそう
という
漠然と掴みどころのない
対象もはっきりとしないものは
対処のしようがないので
不安もなくならないのです。
そうした不安に襲われる時
というのは
過去や未来に気を取られて
「今ここ」に心がない時。
今ここに心があれば
この時間を充分に楽しむことができ
そうしている間は
先のことを心配したり
不安になったりしないものです。
だから
漠然とした不安に包まれた時は
今ここを楽しむことに
意識を集中してください。
そうすれば
不安が入り込む隙はないのです。
また
人間関係においても
意図的に闇の部分より光の部分を
見るようにすると
ストレスを感じにくくなります。
そう言われても
闇の部分しか見えてこない
という人は
その関係をやめるか
距離を置いてもいいと思います。
ただし、
どんな人にも
光と影の部分があるのが普通で
自分と同じようにみんなも
影の部分を見ているとは限らない
というのをお忘れなく。
ラッキーな巡りあわせで
手に入れた幸せは
失くすのも簡単だけど
自分が努力して手に入れた幸せは
そう簡単に
なくなるものではありません。
幸運が向こうからやって来るのを
待つより
自分から取りに行ったり
自分の手で築いた方が
なくなる不安は軽減されるのです。
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